不妊症・骨盤位・子宮外妊娠・妊娠中毒症・多胎妊娠
不妊症
不妊症は、妊娠の希望がありながら、2年を経過しても妊娠しないものである。
| 原因 Cause |
女性…卵巣障害、子宮障害、卵管障害、強いストレス等 男性…無精子症、精子減少症、精管閉鎖、陰茎の勃起不全等 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
妊娠の希望があって、2年以上妊娠しない |
| 治療 Treatment |
女性…排卵を起こすホルモン治療、手術的治療 男性…ホルモン療法 他に人工受精、体外受精の手段もある。 |
骨盤位
骨盤位は、いわゆる逆子のことで、胎児の下肢が子宮口に向いているものである。
| 原因 Cause |
原因不明が多い。子宮の形状異常の場合もある。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
自覚症状はない。 |
| 治療 Treatment |
分娩に支障はないが、帝王切開の場合もある。 |
子宮外妊娠
子宮外妊娠は、卵管等、子宮腔以外の場所に着床して妊娠するものである。
| 原因 Cause |
卵管炎等で卵管が通りにくくなっていることが原因となる。すみやかに処置すれば心配はないが、手遅れになると、生命の危険がある。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
強い腹痛・出血・腹部膨満 重症…ショック状態 |
| 治療 Treatment |
輸血、輸液後、手術をする。 |
妊娠中毒症
妊娠中毒症は、妊娠後期にむくみ等、さまざまな症状が出るものである。
| 原因 Cause |
原因は不明である。妊産婦の死亡原因のトップで、肺水腫、脳出血の併発で死亡するおそれがある。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
むくみ・タンパク尿・高血圧・手のしびれ・呼吸困難 |
| 治療 Treatment |
減塩、高タンパク、高カロリーの食事療法をする。 |

多胎妊娠
多胎妊娠は、2人以上の胎児を妊娠するもので、双子、三つ子等である。
| 原因 Cause |
遺伝が関係すると言われる。未熟児や妊娠中毒症の合併を起こしやすい。 |
| 症状 Symptoms |
通常より腹部が大きい・胎動の範囲が広い |
| 治療 Treatment |
早産の危険がある場合は、処置をとる。 |

妊婦の食事
妊婦は、胎児の栄養も含めて、食事内容を決める必要がある。
【食事のポイント】
●タンパク質、カルシウムを豊富にとる
肉魚、大豆、牛乳、青菜等で、胎児の発育、母体の健康のために、たっぷりとる。
●鉄分、ビタミンC、ビタミンBを摂取する
胎児の鉄分吸収で、母体は貧血になるので、鉄分と、吸収を助けるビタミンCをとる。
レバー、牡蠣等の ビタミンBも必要である。
●栄養バランスの良い食事をする
とくに胎児が発育する中期以降に、注意する。

